freeeeが歯科医院向け商社大手と提携、クラウド完結へ

業界初、歯科医院業務のクラウド完結へ

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歯科医院のバックオフィス業務を効率化

クラウド会計ソフト大手のfreeeは、歯科医院向けのクラウド型経営管理システム「Management Cloud」を提供する株式会社ADI.Gと業務提携するというプレスリリースを発表しました。

この業務提携により、歯科医院のレセコンに蓄積された診療収入データをfreeeに自動で記録することができるようになるとのこと。

そして、歯科医院で使用する歯科特有の勘定科目の設定ができるキットをフリーが提供し、歯科医院を経営する上で面倒となっていたバックオフィス業務を効率化できるとのことです。

 

プレスリリース:freee社 「freeeが歯科医院向け商社大手のADI.Gと業務提携。 クラウド型経営管理システム「Management Cloud」とのAPI連携。 予約・診療収入の管理からバックオフィスまで業界初、クラウド完結を実現」

 

歯科医院の業務効率化を後押し

これまで歯科医院向けのクラウド会計ソフトとしては、MFクラウド会計が歯科医院に特化した「MFクラウド会計・確定申告 for デンタルクリニック」をリリースしています。

今回は、freeeによる歯科医院向けの業務提携ということであり、歯科医院のバックオフィスも含めてクラウド完結が図れるとのことです。

歯科診療にかかる収入は、通常医療点数と診療金額を換算するレセコンと呼ばれる専用計算機に入力し算出されますが、レセコンから出力したデータが会計ソフトに自動連携されていないケースも珍しくないかと思われます。この点で、今回のfreeeによるプレスリリースでは、手作業でしていた会計ソフトに入力するプロセスを自動化してクラウド完結できるという点で注目に値します。

また、うれしいことに、上記の両社のソフトともに経済産業省の「平成28年度補正 サービス等生産性向上IT導入支援事業」、通称IT導入補助金の対象製品となっているとのことです。

IT導入補助金を活用して導入初期コストも削減し、歯医者の先生方の経営をさらに改善できる可能性もあります。

 

freee、MFクラウド会計の導入なら

freee、MFクラウド会計導入を検討されている歯科医院の先生、これから開業予定の先生がいらっしゃいましたら、お気軽に当事務所にご相談ください。

 

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